リヒト/RIHITO Photo
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リヒト/RIHITO
DETOUR

1976年、東京生まれ。95年より東京でファッションモデルをはじめたことをきっかけに、パリ・ミラノに活動の場を広げ、カール・ラガーフェルド撮影による『Interview』誌や、ジル・サンダーのメインモデルなどを務める。 海外のコレクションで多数活躍したのち、服飾デザインに興味を持ち自らのディ レクションで「CICATA」を立ち上げる。 スクールをブランドテーマの根底に、シンプルかつ上質、ポップにドレスダウンしたスタイルを毎シーズン提案している。


月別アーカイブ: 2月 2012

ランカスターカウンティーに流れる時間

フィラデルフィアではファーマーズマーケットで、自ら栽培したオーガニック野菜などを売りにきているアーミッシュ(※注1)の人々を日常的に見かけます。
街のど真ん中にあるリーディング・ターミナル・マーケットという市場の中には、 ”DUTCH EATING PLACE” という朝から行列のできるパンケーキ屋さん(激ウマ)があり、スタッフはほとんどがアーミッシュの女性。

タイムスリップしてきたかのような奇抜な風貌の彼らに会ってみると、なんだか気になって気になって…
ある時アーミッシュの人々の多くが暮らす同じくペンシルバニア州のランカスターカウンティーに数日ステイしてみることに。




町並みは簡素で温かみのある木造や石造りの家が並んでいます。
移動には自動車ではなく馬車を使い、大きな畑を耕すのも馬の仕事。
彼らの生活は自給自足が基本で、現代では当たり前の機器類もほとんど使用しません。農作物はもちろんのこと、木で作った家具・キルト・自家製ジャムまで、何から何まで手作りのオンパレード。

そこでは時間の流れがとってもスローなんです。

アーミッシュの人々にとっては当たり前のことでも、普段の自分の生活スピードと比べると、彼らのスローな生活がとても贅沢なものに映りました。
そして、まわりに流されない信念をもつことの強さはとても凛としていて魅力的なのです。
自分たちにとって本当に大切なものは何かという事をしっかり考えて、受け入れるものをチョイスする。
物が溢れた現代には僕たちにも大切な事かもしれませんね。

 

そういえばアーミッシュの子供たちをイメージしたエディトリアルがファッション誌であったはず。と、引っ張りだしてきた、1987年の”VOGUE bambini”


 

※注1 米国ペンシルベニア州・中西部や、カナダ・オンタリオ州などに居住するドイツ系移民で、独自の信仰を持つ集団のこと。移民当時の生活様式を保持し、農耕や牧畜によって自給自足の生活を基本にしている。原郷はスイス、アルザス、シュワーベンなど。人口はアメリカ国内に20万人以上いるとされている。

 

 


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